読書感想 上遠野浩平「ビートのディシプリン SIDE1」(電撃文庫)

久しぶりにブギポシリーズ。びっくりするほどライトノベル

ブギポシリーズはとにかくキャラが多いんだ。本当に多い。作者自身でさえ設定を全部把握してないと思う。で、今回は過去のうろ覚えキャラが連発。モ・マーダーなんて覚えてるわけないしーと思って検索かけてみたら、なるほど夜明けに出てきたキャラで霧間誠一を暗殺したのはそーいえば彼だったか。こんなふうに過去作品とのつながりも楽しめるのはブギポのおもしろいところです。

しかし、既に作ったキャラクター資産を含めて過去10作以上のシリーズによって世界設定がほぼ完璧に出来上がっているので、後は適当に新しい能力者出していつもの文法どおりに書き上げればいくつでも量産できそうな物語。ブギポワールドを広げるのもいいけど、いい加減物語進めたらどーなの?とは思う。設定ばかりに頼っている感じは否めない。

まあ、ここまで読んでいるくらいにはブギポは気になるわけで、直接の続編であるSIDE2を買ってきますよ。

D・N・ANGEL 25話

なぜか表のほうにコメントが入っている。妙に読点の多い文章はネタなのか本気なのか分からないけれど、僕の「D・N・ANGEL」は告白の回で終わりました。ラブコメ的には最高だったといってもいい。

で、「黒翼」。ダーク誕生の秘密なんて興味ないけど、平和な日常的風景から入り次第に危機感を高めていく様や、ニュース報道や混乱する人々を描写して現代風なリアリティーを強調した演出は好きです。

読書感想 ルイス・キャロル 福島正実訳「不思議の国のアリス」(角川文庫)

ロリコンの話をして、またロリコンの代表作みたいな本の感想を書く僕はやはり根っからの少女好きであるわけで、年齢的にはロリコンというよりもっとピンポイントにアリコンといってもいいかもしれない。

あとがきを読んだらルイス・キャロルもまたロリコンだったという話が書かれていたけれど、本当にそうなのかとネットで検索かけてみたら、その説は一人歩きした噂で本当はそうではなかったという話もある。どの説が正しいのかは僕には良く分からないけれど、アリスがロリコンを刺激する少女であることは確かだ。

話は小さい頃から知っていたけれど、実際に本で読んだのは今回が初めて。アリスのちょっと背伸びしてみたりするところや、次々と起こる不思議なことに対して素直で純粋な疑問を持つところなどすごくかわいくていいね。しかしその不可思議さは僕の理解の範疇を超えていたのでなかなかファンタスティックな想像力も刺激してくれるけど、正直よくわからん。

http://www.genpaku.org/alice01/alice01j.html
ネットで全文公開されている、山形浩生訳のほうが現代風言葉遣いで読みやすいかもしれない。出版もされているようだ。

誕生日プレゼントの話。

"僕の"誕生日プレゼントに130の黒のワンピースをもらった。

・・・・・・まったくどうすればいいんだか。

130というと小学校3〜4年生くらいの女の子。キャラクターでいうと某しおりちゃんとさおりちゃんは133cmなのでちょうどぴったりのサイズだろうか。

まだスクール水着とかセーラー服(子供服の)とかブルマとエプロンドレス(ナージャ)とかもう少しひらひらさせてゴスロリ風にするとかその他各種コスプレetc...とネタになりそうなものはいろいろ考え付くのに、中途半端にリアリティーがあって地味に使い道がなく、もちろん僕の周りにこれを着てくれそうな娘はいないので、無理やり使おうとすれば犯罪者だ。だからといって自分でどうにかすることも出来ず、まったく困ったね。

それに僕がロリコンであることは認めたとして、一番好きな年齢は10歳〜12歳頃の第二次成長期始まりってゆーかようはふくらみかけの貧乳フェチだから130cmっていうと性的嗜好からは微妙に外してるわけだけど、まー幼女も普通にかわいくて好きだから、いずれ着てくれそうな娘が現れてくれることを願って大切に仕舞っておこう。・・・・・・と思ったけど、それももったいないのでしばらく飾っとくことにする。ありがとう。

しかし16000円もしたなんてね・・・・・・やれやれ。

宇宙のステルヴィア 25話

僕が一番DLSを(ry。
僕が一番DLSを(ry。
僕が一番DLSを(ry。

脊髄反射してごめん。別にファースト原理主義者というわけではないけど、土壇場でアムロ化するコウタはネタとしか思えない。これはニュータイプとして覚醒する前兆だろうか。

そして爆死するしーぽん

見える!見えるよ!フラクチャーの向こう側にしーぽんの笑顔が!

VAIO-Uより小さいXPマシン

http://www.zdnet.co.jp/news/0309/17/nebt_29.html
スペックはVAIO-U3並で約285gと超軽量パソコン。ただし、キーボードがないのと電池の持ちは不明。

これすごい。約285gっていうと文庫2〜3冊、新書1冊くらいの重さ。SL-C760が約250gだから、それでWindowsXPが乗っていてかつXGA液晶となると超革新的です。10万以下なら即買う。キーボードはUSB接続で持ち歩く。

Ctrl+Alt+Delだけは搭載っていうあたりネタの香りがしないでもないけど本当なんだろうな。

追:本家サイトを覗いてみたら、微妙に勘違いしているような気がしてきた。285gというのはPC本体のみで、液晶等インターフェイス部分が390gらしく、あわせて使う形態ということだろうか?あと、バッテリー持続時間は3時間ほどらしい。なんだ大したことない。

読書感想 村上春樹「羊をめぐる冒険」(講談社文庫)

「あるいはそうかもしれない。しかし結局のところ〜」みたいないかにも村上春樹らしい文体。

「冒険」とタイトルをつけているだけあって、それなりに物語がひとつひとつの手がかりによって展開するので風の歌やピンボールに比べれば気だるい感じは少なくて3部作の中では一番楽しめたかもしれない。

・・・・・・春樹の本は話が抽象的で感想書くのが難しい。