読書感想 ルイス・キャロル 福島正実訳「不思議の国のアリス」(角川文庫)

ロリコンの話をして、またロリコンの代表作みたいな本の感想を書く僕はやはり根っからの少女好きであるわけで、年齢的にはロリコンというよりもっとピンポイントにアリコンといってもいいかもしれない。

あとがきを読んだらルイス・キャロルもまたロリコンだったという話が書かれていたけれど、本当にそうなのかとネットで検索かけてみたら、その説は一人歩きした噂で本当はそうではなかったという話もある。どの説が正しいのかは僕には良く分からないけれど、アリスがロリコンを刺激する少女であることは確かだ。

話は小さい頃から知っていたけれど、実際に本で読んだのは今回が初めて。アリスのちょっと背伸びしてみたりするところや、次々と起こる不思議なことに対して素直で純粋な疑問を持つところなどすごくかわいくていいね。しかしその不可思議さは僕の理解の範疇を超えていたのでなかなかファンタスティックな想像力も刺激してくれるけど、正直よくわからん。

http://www.genpaku.org/alice01/alice01j.html
ネットで全文公開されている、山形浩生訳のほうが現代風言葉遣いで読みやすいかもしれない。出版もされているようだ。